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未知との遭遇。初めて食べたハンバーガー。

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マクドナルドの凋落(と言っていいのか?/笑)が始まって幾久しく…。
私が人生で初めて食べたハンバーガーは、今から40年以上前…。
近所の「ダイエー」店舗前に設置されたバスを利用した小洒落た「ドムドム」というハンバーガーを扱うショップで、日本初のハンバーガーチェーン店だったと記憶しているが、現在のように世界の料理が自由に食べれる時代ではなく、ましてやファーストフードの店などというものはなく、その頃、よく放映されていた「ルーシーショー」「ゆかいなブレディ家」「パートリッジファミリー」などの海外ホームドラマの中で当然のように主人公たちが食べている欧米の食事が、それは垂涎ものの憧れの一品で、特にハンバーガーというものはいったいどんな味がするのだろうと妄想は膨らんだものだった(笑)。

その膨らみに膨らんだ妄想の品を食べれる日が来ようとは(涙)。
その頃、放課後、スイミングクラブに電車で通っていたため、帰宅して夕食までの小腹を満たすために、何か食べなさいと100円渡されていたため、殆どは立ち食いうどんを食べる小学生であったが(笑)、迷わず、ドムドムに立ち寄り、憧れの品を注文した。

なにしろ100円なので、他にポテトや飲み物などもあったのだろうが、余分なものを購入することはできない。
渡されたハンバーガーひとつ。
へええええ、まずは匂いをくんくんと。だしや醤油の匂いではなく、欧米風の香り(アバウトな/笑)。ドキドキしながら包みをはがす…。小さい(笑)。これがハンバーガーというものなのか。
近くのパン屋で売っているコロッケサンドとあまり変わりがないような?
しかして、その味は…と生唾をゴクンと飲み込み、ひとくちガブリ。
お、おいしい…。でも…たまーに特別な日に作ってくれるハンバーグとパンを一緒に食べるような?

と、ようやくそれがハンバーグをパンで挟んだものと気づいた(爆)。
美味しいけれど…泳いだ後の小学生ゆえ、むさぼるようにあっという間に食べ終わり、ひとつでは物足りないのである。しかも、のどが渇いて、カーカーするったら…。

結局、数日後のスイミングの帰りは、以前のように、また立ち食いうどんに立ち寄ることとなったわたしであった(笑)。
マクドナルドと出会うのは、またそれから少し後の話である。






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